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2005年03月05日

メリー-モダンギャルド

今日は、2004/6発売のメリーのアルバム、「モダンギャルド」をレビューします。1曲目はホーンをフューチャーしたインスト曲の「流離(さすらい)ラプソディ」。ブルース風ですね。ライブでは、SEとして使われていたような気がします。2曲目は「ジャパニーズモダニスト」、疾走感があって、メリーで一番好きな曲です。ライブでの盛り上がりもスゴイですね。もう、みんな暴れています。3曲目は「恋哀交差点」、哀愁を帯びたメロディーで、メリー節全開です。間奏の結?のGtソロはちょっと懐かしいカンジです。4曲目は「ハライソ」。健一と結という2人のギタリストを抱えたメリーの魅力がたっぷりです。5曲目は3曲目同様、哀愁のメロディが特徴の「躊躇いシャッフル」。間奏のGtソロの裏で、テツが弾くBaラインもカッコイイです。6曲目は「青春ノイローゼ」、サビの「摩天楼から下を除けば〜」のトコロの歌詞が好きです。この曲で勇気付けられた人も多いかも。7曲目は「心切(うらぎり)ループ」、このアルバム唯一のテツの曲です。8曲目は「T.O.P」、「自分に自身が欲しいなら今、武道館目指して走ればいい」という歌詞のせいでしょうか、武道館で行われた「KINGDOM ROCK SHOW '04」で演奏された3曲に選ばれています。サビの「後ろは振り向くな〜」のトコロはライブで盛り上がるんですよね。9曲目は「レストインピース」、ハードさとメロディアスな部分がうまく融合している曲です。このアルバムでは、「ジャパモダ」の次に好きかも10曲目の「ロストジェネレーション」はネロの曲。ネロのMCはちょっと引きますが、この曲は悪くありません。でも、「サビだけ聞いてサビて、しまえ」という歌詞は、ちょっと...。ラストはスローなナンバーの「黒い虹」です。メリーファンでこの曲が好きって人は多いみたいですね。ガラが熱唱しているからでしょうか。「あ〜、壊れだす前に〜」というサビ部分のガラの存在感はサスガです。今回の「モダンギャルド」はアップテンポな曲中心だったので、この曲がより印象に残るカンジです。でも、ライブだとちょっと盛り上がらないのが、残念。このアルバムでは健一と結に加えて、テツとネロも曲を書いていますが、全体な統一感がすごくあって、いかにもメリーってカンジに仕上がっています。結構好きなので、今回は85点にします。

投稿者 largo : 2005年03月05日 19:43

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