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2005年07月23日

シド-paintpops

今日は、シドの新譜、「paintpops」をレビューします。1曲目は「Re:Dreamer」。POPなイントロにびっくり。いきなりメジャー感が溢れてます。「憐哀」の哀愁歌謡ロックサウンドとは180度異なってます。知らずに聞いたらJPOPかと思っちゃいますね。よく練られたメロディーとサビの爽やかなハーモニー。いい意味で、裏切られました。マオの声質も、これまでとは変わって聞こえるような...。2曲目は「合鍵」。5/1 AXの「渋谷の大乱」で演奏した曲です。メロディーは哀愁歌謡の延長線上の雰囲気です。間奏のGtソロは、短めですが、泣きのGtってカンジです。やっぱりこういうサウンドにマオの声はよく合いますね。JPOP〜哀愁歌謡の振幅の中で自由なサウンドを構築する、これがこれからの彼らの方向性なんですね。「角刈り」限定ライブがどうなるのか、すごく楽しみです。今回は83点にします。

-DVD部-
1曲目はアリバイ。哀愁歌謡タイプで、メジャー感溢れる曲です。ホーンセクションとストリングス(シンセ?)がフィーチャーされてます。Gtの唄メロのバックのカッティングと間奏のソロがカッコイイ!です。メロディーはPOPでシドワールド全開です。じっくり聞き入っちゃいますね。2曲目は「微熱」。フォーク調のバラードです。マオの声をたっぷり聞きたい人にオススメ。いい曲です。映像が、演奏シーンじゃなくてオフショットなのが、個人的にはちょっと残念。

-追記-
このシングルを聞くと、もう彼らがメジャーの領域に到達しているんじゃないかっていう思いを強くします。

投稿者 largo : 2005年07月23日 21:11

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