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2005年03月19日

High Style Paradox IV〜re accelaration〜

今日は、コテ系の王道バンドを多数輩出しているUNDERCODEプロダクションが2005/3にリリースしたのオムニバス、「High Style Paradox IV〜re accelaration〜」をレビューします。1曲目はUNDERCODEプロダクション代表のKISAKIが率いるPhantasmagoriaの「NEO ARK」です。Voの戮が「神歌」同様、神の降臨を熱望する煽り曲です。「神歌」ほどのインパクトはありませんが、「Moonright Reveal」よりはイイと思います。短いですが、間奏でのGt二人の絡みと戮の声が聞きどころかなぁ。ライブでヘドバンするのもいいかもしれませんね。2曲目はカレンの「忘却の羽」。マゴ同様、コテ系です。間奏のGtソロがカッコイイですね。Voの直の声はちょい高め。サビがもうちょっと盛り上がってくれればいいのにって思いました。3曲目は秘密結社コドモAの『「My上」へ』。コテ系の様式美にピコピコテクノをアレンジしてます。メロディーだけでなく、Voのエイジの声もメトロノームのシャラクに似てるような...。でも、こういうのも嫌いじゃありません。4曲目はシュガーフォークフルの「はないちもんめ」。この曲はメロディーにちょっとレトロ風なトコロがあり、途中で童謡の「勝ってうれしい、はないちもんめ〜」のフレーズも入りますが、あくまで、様式はコテ系です。5曲目は12012の「Vomit」。他のバンドに比べて、メタリックなサウンドが特徴です。サビもシャウト重視なので、よりハードなバンドが好きな人にはオススメ。6曲目はヴィドールの「ロープ」です。相変わらずVoのジュイの声には艶があって、うまいなぁって感じますね。親しみやすいメロディーに、ちょっとアブナイ歌詞(今回も載せられません)というヴィドールの得意技も出ています。これだけ、コテ系を続けて聞くっていうこのオムニバスのコンセプトはどうなんだろうって思いますが、コドモAも初めて聞けたし、まあまあ楽しめました。今回は77点にします。

投稿者 largo : 2005年03月19日 23:20

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