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2005年09月10日

Luinspear-闇と月

今日は、現ヴィドールのジュイが在籍していた、Luinspearのラストシングル、「闇と月」をレビューします。
1曲目は「闇と月」、SEです。近づく足跡、開く古びたドア、蝙蝠の羽音といった効果音に続き、パイプオルガンの荘厳な音色と時刻を知らせる時計の音が響きます。2曲目は「St.XXXの鏡」。荘厳なシンセがフューチャーされたイントロに続き、7/8のリズムが不思議な雰囲気を醸し出すAメロへ。ジュイは今と同様、つやのある声で、つい引き込まれてしまいます。間奏もシンセ中心ですが、クラシカルなGtのフレーズにチェンバロ風や丸みのある音色の組み合わせが良く合っています。3曲目は「Veltair」。広がりがあって柔らかなイントロのシンセに続くヘヴィーなGtのリフとDrがカッコイイです。アップテンポでメロディアスなAメロにつづき、ジュイのVoが最高に盛り上がるサビに突入。ヴィドの「リマインド〜」が好きな人は必聴です。ちょっとベタですが、間奏のツインGtのハモリも、なかなかいいです。自分なら、「ベガとアルタイル〜」みたいに待ってなんていられない、「流星となり君を強く抱きしめたい〜」という歌詞もイイですね。ヴィドールに比べるとクラシカルでヘヴィーさには欠けるところがありますが、かなり気に入りました。今回は90点にします。

投稿者 largo : 2005年09月10日 14:34

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