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2006年02月26日

ガゼット-NIL

今日は、ガゼットのフルアルバム「NIL」をレビューします。

1曲目は「THE END」。重金属なBaサウンドの上に、台詞が続くSEです。

2曲目は「Nausea & Shudder」。Gtの重厚なリフで始まります。スピード感があるメロディーとルキのVoで自由に動き回るGt、デスボイスがカッコイイです。サビメロはいわゆるガゼ節なので、ファンにはたまらないでしょう。間奏ではツインGtの絡みも聞けて、嬉しいです。

3曲目は「Bath Room」。Gtのカッティングが特徴的な曲です。ミドルテンポのメロディーが心地よいですね。ルキの声をじっくり聞くのに向いてるかも。VoのバックのGtパートもカッコイイです。

4曲目は「Maggots」、暴れ曲です。ルキのシャウトにあわせて逆ダイしたくなります。メタリックでノイジーなGtもカッコイイです。ライブで見たいかも。

5曲目は「生暖かい雨とざらついた情熱」。とってもガゼらしくて、昔からのファンにはたまらない曲です。フリにぴったりのシャッフル曲。ライブでは大盛り上がりでしょう。ただ、サウンドはちょっと軽めかも。

6曲目は「D.L.N」。イントロのGtの生音が美しいバラード。この曲も、ルキのVoを堪能できます。reliaが好きなファンなら、たまらないでしょう。VoバックのDrやGtもカッコイイので、じっくり聞いてみてください。

7曲目は「SHADOW VI II I.」、イントロのGtはちょっとメリーの健一風かなって思っちゃいました。ただ、唄メロはガゼ節。ハイテンポなリズムに乗って、ルキが気持ちよく唄ってます。間奏のBaソロ〜Gtのリフがカッコイイですね。

8曲目は「バレッタ」。美しいバラードで始まり、すぐ、疾走感とちょっぴりせつなさを感じるGtサウンドへ転換。サビメロはメロディアスかつ、ガゼらしさに溢れてます。間奏のBaのスラップ〜Drソロ〜Gtソロ×2人×ツインGtの絡みへの移行が超カッコイイです。

9曲目の「Cassis」はレビュー済みなので、割愛します。

10曲目は「SILLY GOD DISCO」。同期のSynが前面に出た曲、ちょっとビックリです。Voにもエフェクトがかかってます。歌詞は英語主体。サビメロがPOPでキャッチャー、JPOPかと思いました。サウンド面でも、ガラっと変わってるので、ガゼの今後を占う曲になるかもしれませんね。

11曲目は、ルキのデスボイスで始まる「DISCHARGE」。このアルバム唯一のヘドバン曲です。強力なリフとシャウト、追い立てるようなDrと、暴れ曲の要素満載。サビではコブシを振り上げるって感じですね。
ちなみに、歌詞は消しこまれていて、読み取れません...。

12曲目は「体温」。ゆったりとした曲です。サビ以外の歌詞は英語。AメロのバックのGtのロングトーンがいいですね。Bメロはデスボイス。サビメロでは、relia風の切ないカンジに転換します。

今回は、気に入った曲とそうでもない曲にきれいに分かれた感じです。全体的には、やっぱりヴィジュからはちょっと離れ気味なのかなという印象。今回は84点にします。

投稿者 largo : 2006年02月26日 15:00

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