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2005年07月02日

kagrra,-桜

今日は、kagrra,がインディーズ時代の2001年3月にリリースしたミニアルバム「桜」をレビューします。1曲目は「桜〜再会の華〜」。一志のファルセットで始まります。唄メロはさわやかで上質なJPOPってカンジですね。メジャー感があるって言うのでしょうか。いつものドラマティックな展開というカンジではありませんが、女雅のBaがいつも通りうねってるので、kagrra,らしさは充分です。間奏のGtソロはスッキリ短め。V系独特のクセが苦手っていう人に聞かせるのにいいのでは。2曲目は「碧の葬列」。Baのうねりがkagrra,らしい曲です。ちょっと抑え目のAメロから、Bメロに移ると、kagrra,だなぁって感じます。間奏はアグレッシブなGtソロから、和メロ!に。その後は、ゆっくりとエンディングに向かいます。ライブでは、激しい曲の後に、しっとり聞くカンジでしょうね。3曲目は和太鼓風のDrで始まる「妖祭」。夕暮れの夏祭りのお囃子をイメージします。なんか、自分が子供に戻って、知らない町のお祭りに迷い込んだカンジでしょうか。こういう曲ができるロックバンドは、彼らだけでしょうね。4曲目はメジャーでも再録した「沙羅双樹の子護唄」。穏やかで、ゆったりとしたメロディーが特徴です。楽器陣は控え目ですが、その分広がりが感じられて、良いと思います。こういう曲を聴くとほっとしますね。アコギが好きな人にも、お勧めです。今回は81点にします。

投稿者 largo : 2005年07月02日 12:49

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