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2006年01月28日

Phantasmagoria-神創曲-Variant Jihad-

今日は、Phantasmagoriaの「神創曲-Variant Jihad-」をレビューします。収録はタイトル曲とそのインスト。壮大でドラマチックなイントロに乗った戮のシャウトで始まります。クラシカルな同期とGtサウンドがカッコイイですね。戮のシャウトのバックでGt陣が刻むノリの良いリズムとソロのメロディアスなGtの対比が今回の特徴でしょうか。纏のタイトなDrも結構目立ってます。この曲は逆ダイポイントが結構あるので、ライブでも盛り上がると思うのですが、今は、じっくり演奏を聞き込みたくなってます。

2曲目のインストは、楽器陣の音がクリアに聞こえるので、演奏面をより楽しみたい人にオススメ。同期音にまぎれて聞き取りにくかったKISAKIのBaラインもよくわかります。

マゴは、コテ王道のヴィジュアルやありえないくらい楽しいフリ、戮やKISAKIのキャラ面から注目されることが多いと思いますが、演奏面でも進化を続けてるバンドだという事がよくわかります。来月発売予定の「狂想曲」は、もっともっと暴れ曲なんでしょうね。楽しみです。

今回は1曲ですが、インストも良かったので、89点にします。

投稿者 largo : 2006年01月28日 18:03

コメント

Phantasmagoria、またの名を、現代のコテコテヴィジュアル系代表(と呼ぶのにふさわしい)、最高です。全てが王道的なのにとっても新鮮。Aメロとかの刻む歌は逆に現代っぽいし、『ヴィジュアル系』を継承しつつ新しさも加えられる。それがPhantasmagoriaがどんどん格好良くなってる理由だと思います。曲を追うごとに洗練されていってるのが目に見えて分かる。

今の時代ひとくちに『ヴィジュアル系』っていってもすんごい種類があるけど本当に原点に帰るとPhantasmagoriaの様なのを呼ぶんじゃないかなぁと真面目に考えてしまいました。別に他がヴィジュアル系ではないと言ってるのではなくね。その観点は人によっても、時代によっても変わるから定義づけは出来ません。
もっと世間に知ってもらいたいバンドが、いっぱいいるよ…。どうしてP缶ばっかり有名になっていくんだろう。(笑)でもどうせなら世間との架け橋になって欲しいですね。

投稿者 咲夜薇 : 2006年01月29日 00:00

確かに、マゴがポップジャムとかミュージックステーションに出たら、世間の反応ってどうなんだろうって、考えるよね。かなりウケると思うんだけど。あと、コドモAは、是非アニメとタイアップして欲しい!見た目も楽しいし、絶対ウケると思うんだよなぁ...。

投稿者 らるご : 2006年02月04日 13:15