2005年12月19日

KuRt-冷たい境界線

今日は、12/12の渋谷O-EASTワンマン限定発売のシングル、「冷たい境界線」をレビューします。

収録はタイトル曲のみ。ちょっと悲しげなPianoとDrだけのイントロから、メタリックなGtをバックに、てんてんがゆったりと歌います。曲調は、「折り畳み〜」風かも。Bメロに続く間奏のメタリックなツインGtがカッコイイですね。スローテンポないわゆる泣きのGtとてんてんの雰囲気のあるVoがピッタリ合ってて、ファンなら必聴!。ちなみに、O-EASTワンマンでは、Baの鳴兎脱退の告知の直後、アンコールのエンディングに演奏されたようです。

1曲なので、今回は80点にします。

投稿者 largo : 22:02 | コメント (0)

2005年11月14日

KuRt-Sweet LEMON BROKER

今日は、KuRtの「Sweet LEMON BROKER」をレビューします。1曲目は「悲しみを売る音楽家」。KuRtらしい、重苦しい雰囲気の曲です。Synが全面的にフューチャーされてるのが特徴ですね。途中、てんてんと伶希が掛け合いでシャウト。サビメロは一転して、POPに、このあたりの転換が、アクセントになってます。ちょっとDrがベタベタしてるのが気になりますが、KuRtらしさのあふれたこの曲はなかなかいいカンジです。2曲目は「最低最悪、すげぇ最高な唄」。この曲も、ダークでヘヴィーなサウンドからPOPなBメロへ転換します。あと、中間部のアコギの部分のように、ヘヴィーな中に繊細さのあるGtサウンドも健在で、完成度が高いですね。すごく気に入りました。3曲目はタイトル曲。POPでMajorコードのイントロを聴いた瞬間、アリス九號.かと思いました。POPで流れるようなメロディーに、癒マのメロディーメーカーとしての才能がよくわかります。サビメロはちょっぴり「ピィタァパンが死んだ日」に似た雰囲気かも。たまには、こんなKuRtもいいですね。間奏にピアノが出てくるのが意外なこの曲は、ライブでは間違いなく盛り上がるでしょう。今回は85点にします。

投稿者 largo : 22:47 | コメント (0)

2005年08月14日

KuRt-赤者

今日は、KuRtの「赤者(あかしや)」をレビューします。1曲目は「威風赤光」。メタリックで疾走感のあるGtで始まります。てんてんの唸るようなVoのバックで弾く、癒マのGtがカッコイイです。なかなかノリの良い曲なので、ライブでも盛り上がってました。間奏ではてんてんのシャウトときらびやかなGtソロが楽しめます。2曲目は「0℃」。この曲もメタリックで疾走感にあふれてますが、ちょっぴりダークな印象も。サビメロがメロディアスでわかりやすいので、イイですね。VoのバックでツインGtが絡みながら弾きまくるトコが気に入りました。KuRtの魅力が良くわかる曲だと思います。今回は81点にします。

投稿者 largo : 22:17 | コメント (0)

2005年06月06日

KuRt-さらばバンビ

今日は、KuRtがSHOXXで配布したCD、「さらばバンビ」をレビューします。てんてんのシャウトから始まるこの曲は、この後の曲ほどメタリックな感じではなく、ロックンロール風。歌い方がちょっと江戸っ子っぽいですね。ライブでは、サビの「俺の愛車さベイビー〜」というてんてんの歌の後ろの「バンビー」というコーラスにあわせて、ファンが逆ダイしていたのを思い出します。間奏は例の沖縄民謡風Gt。「うめろ、シャベルカーで〜」というトコが「うまろ(馬路)?」に聞こえちゃうのはご愛嬌...。今回は80点にします。

投稿者 largo : 21:44 | コメント (0)

2005年05月27日

KuRt-純潔詮議支離滅裂

今日は、KuRtが2005/4にリリースしたアルバム、「純潔詮議支離滅裂」をレビューします。1曲目は「高所恐怖症」。てんてんのVoから始まります。KuRtらしい、ソリッドなGtがいいカンジ。Drの高めのチューニングといい、ちょっとアメリカンロック風のサウンドですね。途中転調して、ドキっとします。ちょっと短めなのが残念です。2曲目は「SPEED STAR」。ダークな雰囲気のイントロから。こないだのSHOXXのライブの時に、Gtの**が腰を折り曲げて演奏してたのを思い出します。この曲はてんてんのシャウトに合わせて逆ダイ連発なので、逆ダイ好きな人はたまらないのでは。でも、最後の、「うっせいな*〜カ!」はちょっとね。3曲目は「午前3時、星降る夜」。疾走感のあるサウンドとドラマティックな展開でかなりオススメの曲です。このフュージョン風のカッティングを聞くと、彼らがヴィジュアルだけのバンドではないのがよくわかります。ツインGtの魅力たっぷりですよね。エンディングのGtソロもカッコイイです。4曲目はロマン歌謡風のメロディーの「TAXI DRIVER」。リズムはフォービートかな?椎名林檎の「歌舞伎町の女王」を思い出しました。ホーンセクションやオルガン風のSynをフューチャーしてるのも新鮮。5曲目は「最後のゲーム」。KuRtらしいのアメリカンロック風サウンドです。よく聞くと、VoのバックでGtが縦横無尽に暴れまわってます。「Hey!Gt」という掛け声の後に、よく練られたGtソロへ。Drのチューニングがちょっとベタベタしてるカンジがしますが、エンディングにかけてだんだん盛り上がってくトコロもいいと思います。6曲目はてんてんのシャウトで始まる「60億のナミダ」。イントロのスパニッシュ風のアコギが印象的です。唄メロのリズムはちょっと行進曲風。サビメロの後ろの上手Gtがフレーズがイイかも。エンディングのGtソロも、泣きのGtってカンジでカッコイイですね。ラストは「ピィタァパンが死んだ日」、シンプルでメロディアスな曲です。サビメロはノリノリ。ライブでは手扇子でしょうね。本編のラストに演奏されるカンジかな。ハーモニカ風のSynが印象的です。下手Gtのフレーズもイイですね。今回のアルバムは全体的にかなり気に入ったので、86点にします。

投稿者 largo : 23:59 | コメント (0)

2005年05月22日

KuRt-折り畳み式おぢいちゃん

今日は、KuRtの「折り畳み式おぢいちゃん」をレビューします。1曲目は「擾乱サーカス」。ミニマルミュージック風のSynに続いて、てんてんの攻撃的なVoで始まります。メタリックなGtに、緊張感のあるDrという、私の好きなサウンド。サビはメロディアスで一緒に手扇子したくなります。間奏とエンディングのスパニッシュ風Gtソロがすごくカッコイイですね。2曲目の「ずぶ濡れジャンキー」は、ちょっぴりシド風の歌謡ロックでスローなナンバーです。てんてんのVoを堪能したい人にオススメ。もちろん、メタリックなGtは健在なです。3曲目は、「忘れられない人がいます」という台詞で始まるタイトル曲。メタリックなGtと重めのDrが疾走感のあるイントロを奏でます。歌メロのバックのGtのサウンドなど、楽器陣の演奏が光ってますね。Gtソロも、もちろんスピード感にあふれてて、カッコイイって思っちゃいました。ライブでも盛り上がるでしょう。Synを多用せずに厚みのあるサウンドを実現していて、サビメロがメロディアスという私の好きなパターンです。結構気に入ったので、今回は82点にします。

投稿者 largo : 17:16 | コメント (0)