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2005年09月24日

メリーnuケミカルレトリック

今日は、メリーのメジャー1stアルバム、「nuケミカルレトリック」をレビューします。1曲目は「デジーノート」。SEです。テクノ風の打ち込みサウンドにビックリしましたが、メロはやっぱりメリー風。Baラインが「流離ラプソディ」のテイストです。2曲目は「首吊りロンド」。POPでメロディアスながら、メリーサウンドそのものというカンジの曲です。「チックタック」風のGtがちょっぴり懐かしいカンジ。2曲目は「迷彩の紳士」、従来からのメリーサウンドが一番現れてる曲です。ネロのDrの手数の多さが聞きドコロかもしれません。3曲目は「溺愛の水槽」。ガラのシャウトがカッコイイ曲です。ライブで盛り上がるのが目に見えるようです。このアルバムで一番気に入ってます。4曲目は「薔薇と片隅のブルース」。レトロテイスト満載の曲です。健一と結生が弾くGtのフレーズは、雰囲気があってイイですね。6曲目は「悲しみブルートレイン」。この曲も歌謡曲風のわかりやすいメロディーが特徴。「最終列車に揺られて、遠くまで〜」というエンディングが気に入りました。7曲目は「あたしは捨て猫」。イエローガール風のガラのVoとGt陣のカッティング、ネロの高めにチューニングしたDr、テツのスラッピングと聞きドコロいっぱいの曲です。ノリがいいのでライブでも盛り上がるでしょう。8曲目は「Shambara」、スローテンポなイントロから、一転してノリのいいGtサウンドへ。ガラのバックで健一が弾くGtのメロディがカッコイイです。間奏のGtソロは、いつも通りのメリーサウンド。9曲目は「ニセモノ天国」。イントロのネロのDrに「愛国」かと思いました..(笑)。ガラのシャウトとネロのDrに煽られるように叫ぶコーラスがイイですね。10曲目は「リフレイン〜土曜日の涙〜」。「チックタック」風のイントロがいいです。AメロのガラのしっとりしたVoに、ファンならグッとくるでしょう。バックの結生のGtもカッコイイです。この曲は、特にサビメロの「もう帰れない〜」のメロディアスなフレーズに、メジャー盤としての風格を感じます。ライブで聴いてみたいですね。11曲目は「空っぽな歌」。アップテンポでノリのいい曲です。一見JPOP風ですが、ところどころにメリーサウンドが顔を出してますね。ライブではガラと一緒に叫びたくなるでしょう。間奏の結生のGtにちょっとビックリします。前作の「さかしまエンドロール」で、「そして、遠い夢のまた夢」を聞いた時は、メジャー進出後の彼らのサウンドがどうなってしまうのか、正直心配でしたが、メリーサウンドたっぷりのこのアルバムを聞いて安心できました。特に、音質がすごく良いのにビックリしました。楽器の音がクッキリ分離していて、クリアですよね。さすがメジャー。次回作が楽しみです。野音、やっぱし行けばよかったなぁ...(泣)。今回は85点にします。

投稿者 largo : 22:38 | コメント (1)

2005年09月18日

Rentrer en Soi-keinの棺

今日は、Rentrer en Soiの「keinの棺」をレビューします。1曲目は「深性海」。波の音をモチーフとしたSynに語りというフォーマットです。2曲目は「太陽の届かない場所」。海の泡の音でしょうか、神秘的なSynの音にあわせて砂月のせつないVoで始まり、サビでは一気に突き抜けたカンジのメロディーに。この曲も展開がドラマティックでカッコイイです。間奏のGtソロはシンプルですが、この曲によく合っています。砂月のVoも堪能できるので、リエントファンにはたまらないでしょう。3曲目はこのミニアルバムの目玉、「浮遊追想」。この曲をいい音で聞けるのは幸せですね。イントロからヘヴィーなGtサウンド、思わず頭が振りたくなるファンも多いことでしょう。Voはシャウト中心ですが、サビはメロディアスです。この曲もBaラインとバスドラが目立ってますね。ライブでは盛り上がる!でしょう。4曲目は「空夢見る水中花l」。珍しくアップテンポな曲です。歌詞的には「水夢みる蝶々」とリンクしているようですね。5曲目は「セフィロット」。POPでキャッチャーなイントロにビックリするでしょう。歌メロも同様で、どうしちゃったのってカンジです。でも、こんな風なメロディアスな曲も嫌いじゃありません。間奏のGtソロが長めなのが嬉しいです。ラストは「絲」。lこれも幻想的なSynソロの曲で、「Astreの絲」に連鎖しているのが良くわかります。今回も、「Astreの絲」同様81点にします。

投稿者 largo : 22:11 | コメント (0)

2005年09月17日

Rentrer en Soi -Astreの絲

今日はRentrer en Soiの「Astreの絲」をレビューします。1曲目は「神性界」。神秘的なSynにあわせて、リエントの世界観が語られます。2曲目は本作の目玉、「星屑の螺旋」の再録です。大好きな曲なので、良い音で聞けるのが嬉しいですね。以前に比べてBaが強調されてるカンジで、低音好きなのでいいカンジなのですが、一般的にはバランスが悪いような...。高めにチューニングされたDrもイイですね。曲前後のSynを除けば、アレンジ自体はあまり変わってないような気がします。3曲目は「廃墟と化した箱庭」。メタリックで攻撃的なGtのリフが特徴です。間奏のGtソロやその後のBaのリフ、バスドラの連打もカッコイイ!ので、すごく気に入りました。ただ、高音がちょっと割れてるのが残念。4曲目は「月で涙」。ミドルテンポのバラード?で、砂月のVoが堪能できます。ドラマチックな展開と、間奏のGtソロも良いですね。5曲目は「アニマムンディ」。6分半を超える大作です。スローテンポで砂月のハイトーンVoが堪能できるAメロから、メロディアスなサビへ。ここがこのミニアルバムのクライマックスと言ってもいいでしょう。間奏のGtソロもいいカンジです。エンディングはサビのリフレインのままフェードアウト。6曲目は「棺」。同時に発表した「keinの棺」へ繋がっていることを示すSE+語りの曲です。今回は、結構気に入りました。81点にします。

投稿者 largo : 20:49 | コメント (0)

2005年09月15日

JanneDaArc-Tour 2005“JOKER” 日本武道館

なんとアリーナの上手5列目だった。超ラッキ〜。
01.in silence
02.ツメタイカゲロウ
03.OASIS
-MC-
04.ダイヤモンドバージン
05.仮面
06.HELL or HEAVEN 〜愛しのPsycho Breaker〜
07.マリアの爪痕
-MC-
08.風にのって
09.DOLLS
-Drソロ-
10.easy funky crazy
-MC-
11.月光花
12.I'm So happy
13.Love is Here
-MC-
14.Heavy Damage
15.WILD FANG
16.Mr. Trouble Maker
17.D DROP
-アンコ1-
18.explotion
19.feel the wind
-アンコ2-
20.メシア
-アンコ3-
21.Hunting


Mちゃん、付き合ってくれてありがとね(^O^)。

投稿者 largo : 00:19 | コメント (0)

2005年09月10日

Luinspear-闇と月

今日は、現ヴィドールのジュイが在籍していた、Luinspearのラストシングル、「闇と月」をレビューします。
1曲目は「闇と月」、SEです。近づく足跡、開く古びたドア、蝙蝠の羽音といった効果音に続き、パイプオルガンの荘厳な音色と時刻を知らせる時計の音が響きます。2曲目は「St.XXXの鏡」。荘厳なシンセがフューチャーされたイントロに続き、7/8のリズムが不思議な雰囲気を醸し出すAメロへ。ジュイは今と同様、つやのある声で、つい引き込まれてしまいます。間奏もシンセ中心ですが、クラシカルなGtのフレーズにチェンバロ風や丸みのある音色の組み合わせが良く合っています。3曲目は「Veltair」。広がりがあって柔らかなイントロのシンセに続くヘヴィーなGtのリフとDrがカッコイイです。アップテンポでメロディアスなAメロにつづき、ジュイのVoが最高に盛り上がるサビに突入。ヴィドの「リマインド〜」が好きな人は必聴です。ちょっとベタですが、間奏のツインGtのハモリも、なかなかいいです。自分なら、「ベガとアルタイル〜」みたいに待ってなんていられない、「流星となり君を強く抱きしめたい〜」という歌詞もイイですね。ヴィドールに比べるとクラシカルでヘヴィーさには欠けるところがありますが、かなり気に入りました。今回は90点にします。

投稿者 largo : 14:34 | コメント (0)