2005年07月05日

CANNONBALL vol.1

今日は、2005年2月にリリースされたオムニバス、「CANNONBALL vol.1」のうち、Dの「嘆きの天使」をレビューします。イントロは、あえぎ声で始まるのでちょっとびっくり。その後普段よりちょっと軽めなサウンドのDr〜Gtへ。Aメロはちょっとイマイチかも知れません。普段の流れるようなメロディーがちょっと影を潜めてます。ただ、サビはNight-ship"D"風にわかりやすくノリが良くなるので、まあまあです。ASAIGIのファルセットも健在。間奏のGtソロは、やはりちょっと軽めですがいつも通りツインGtの絡みが聞けるので、いいカンジです。でも、もうちょっと長かったらいいのに。エンディングでは、ちょっとだけヘドバンできるかな。この1曲だけの評価ってことで、78点にします。
ちなみに、他の曲は聞く予定がないかも...(爆)。

投稿者 largo : 22:22 | コメント (0)

2005年05月04日

SHOCK WAVE CD Edition-5

今日は、SHOCK WAVE CD Edition-5をレビューします。1曲目はKuRtの「suppuration」。ちょっぴりフォーク風でメロディアスな曲です。先日のライブの印象とはちょっと違いますね。間奏のGtソロが泣けるカンジで結構いいかも。サビメロもわかりやすくていいと思いました。2曲目は12012の「ナイフ」。イントロから、12012全開、Vomit風のハードな曲です。Gtサウンドもメタリックでいつものカンジです。間奏はドラマティックで複雑な構成で、聞き入っちゃいました。3曲目はアヤビエの「変態最終頁」。アレンジの違いは、私には見分けられませんでした。ただ、ミキシングの違いか、サウンドがよりクリアになって、こちらのほうが真近に迫ってくる感じです。4曲目はPhantasmagrogiaの「NIL FRONTIER」。ライブのレビューにも書きましたが、幻想的なシンセから始まる現時点では唯一のバラードです。Voの戮の声がRK風。間奏のメロディアスなGtソロが長めなのがうれしいかも。ツインGtの絡みとエンディングのGt、Pianoが聞きドコロかなぁ。5曲目はSCISSORの「ルール」。行進曲風のDrとシンプルなGtサウンドが楽しい曲です。ライブではフロントのメンバーはその場で足踏みしてましたね。VoのMIKIの声はハッキリしていて聞きやすいです。今回は、81点と言うところでしょうか。

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2005年03月19日

High Style Paradox IV〜re accelaration〜

今日は、コテ系の王道バンドを多数輩出しているUNDERCODEプロダクションが2005/3にリリースしたのオムニバス、「High Style Paradox IV〜re accelaration〜」をレビューします。1曲目はUNDERCODEプロダクション代表のKISAKIが率いるPhantasmagoriaの「NEO ARK」です。Voの戮が「神歌」同様、神の降臨を熱望する煽り曲です。「神歌」ほどのインパクトはありませんが、「Moonright Reveal」よりはイイと思います。短いですが、間奏でのGt二人の絡みと戮の声が聞きどころかなぁ。ライブでヘドバンするのもいいかもしれませんね。2曲目はカレンの「忘却の羽」。マゴ同様、コテ系です。間奏のGtソロがカッコイイですね。Voの直の声はちょい高め。サビがもうちょっと盛り上がってくれればいいのにって思いました。3曲目は秘密結社コドモAの『「My上」へ』。コテ系の様式美にピコピコテクノをアレンジしてます。メロディーだけでなく、Voのエイジの声もメトロノームのシャラクに似てるような...。でも、こういうのも嫌いじゃありません。4曲目はシュガーフォークフルの「はないちもんめ」。この曲はメロディーにちょっとレトロ風なトコロがあり、途中で童謡の「勝ってうれしい、はないちもんめ〜」のフレーズも入りますが、あくまで、様式はコテ系です。5曲目は12012の「Vomit」。他のバンドに比べて、メタリックなサウンドが特徴です。サビもシャウト重視なので、よりハードなバンドが好きな人にはオススメ。6曲目はヴィドールの「ロープ」です。相変わらずVoのジュイの声には艶があって、うまいなぁって感じますね。親しみやすいメロディーに、ちょっとアブナイ歌詞(今回も載せられません)というヴィドールの得意技も出ています。これだけ、コテ系を続けて聞くっていうこのオムニバスのコンセプトはどうなんだろうって思いますが、コドモAも初めて聞けたし、まあまあ楽しめました。今回は77点にします。

投稿者 largo : 23:20 | コメント (0)

2005年03月13日

Japanesque Rock Collectionz

今日は、2004/7にリリースされたオムニバスアルバム、「Cure Japanesque Rock Collectionz」をレビューします。1曲目は蜉蝣の「迷走本能」。蜉蝣らしい大祐のシャウトで始まりますが、結構POPなトコもある曲です。メタリックなGtのサウンドがイイです。重めのAメロとメロディアスなサビが対照的。2曲目はDの「EDEN」です。イントロはアコギをバックにVoの浅葱が優しく歌います。浅葱はSyndrome時代より、うまくなったような...。疾走感のあるGtにメロディアスな曲で、すごく気に入りました。サビのバックで流れるTwin Gtの絡みがすごくカッコイイと思います。3曲目はKraの「サァカス」です。Voの景夕がアコギをバックにしっとり歌います。中盤はKraらしく楽しい雰囲気になります。ちょっぴりJAZZっぽいフレーズも飛び出します。あいかわらず、景夕のVoは安心して聞いていられますね。4曲目は90年代前半から活動を続けるThe DEAD P☆P STARSの「この愛だけは〜80's」です。この曲はなんか、BOOWYを思い出します...っていうか、そっくりです。VoのAKIの声が氷室京介に似てるからだけではないでしょう。懐かしい感じですね。5曲目はアンカフェの「初恋」です。わかりやすいメロディとちょっと切ない歌詞が特徴でしょう。とにかく楽しくロックするのには、アンカフェはピッタリです。6曲目はヴィドールの「君ヲ乗セテ〜2004 ver」。ジュイの声を堪能できるバラードです。オリジナルの「if...トリカブト」は入手しにくいので、ファンにはうれしいでしょう。7曲目は宇宙戦隊NOIZの「BELIEVE」です。イントロのパラパラ風なシンセにビックリ。正直、オオって思っちゃいました。Voはちょっと貧弱な感じがしますが、曲のノリがいいので良しとしましょう。コスチュームもそうですが、ラップが入るトコはちょっとサイコ風ですね。初めて聞きましたが、他の曲はどうなんでしょう。8曲目はSCISSORの「NANA不思議」。スローな感じで始まりますが、中盤からアップテンポになります。間奏のGtソロはまあまあですが、その他は正直ピンときませんでした。9曲目は12012の「興梠〜こおろぎ〜」。ロングトーン中心のGtソロのバックで、サイドGがヘビーなリフを奏でます。Voのシャウトも特徴でしょう。エンディングのDrが変拍子風で気に入りました。10曲目はRentrer en Soi(リエントールアンソイ)の「神話」です。リエントにしては、わかりやすくてPOPな曲かも。サビもメロディアスなので、初めての人でも聞きやすいでしょう。カラオケにないのが残念です。エンディングではリエントの特徴であるドラマティックなサウンドも健在です。11曲目はガゼットの「おくり火」。アコギを効果的につかったメローな感じの曲です。ガゼットは煽り曲が中心というイメージを覆すいい曲だと思います。オムニバスのいいところは普段聞かないバンドを知れるということでしょう。今回はDやNOIZなど、もっと聞いてみたいと思えるバンドを見つけられたので、76点にします。

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2005年02月26日

四次元友好条約

今日は、まさに今恵比寿リキッドルームで実施中のヴィジュアル系活性化イベント、「四次元友好条約」限定販売CDをレビューします。1曲目はヴィドールの「月下美人形」。ヴィドールらしいノリノリの曲です。まさにライブ向き。この曲を今日目の前で聞けた人は幸せでしょう。Drの手数の多さが特徴です。間奏のジュイのシャウトが「ジュイ、ジュイ。ジュイ、ジュイ」と聞こえるのですが、ホントはなんて言ってるのでしょう。ちなみに、今日リキッドにジュイコスの子がいたんですが、すごくそっくりでした。2曲目はメトロノームの「月夜の晩、壮絶に生きる」です。メトらしい、ピコピコ音で始まります。この曲はリウの弾くTALBO-02のハネるカンジとフクスケのTALBO-01のカッティングが気に入りました。3曲目はlab.の「LONG KISS GOOD NIGHT」です。lab.は初めて聞くのですが、昔はやったニューウェイブ風で聞きやすいですね。VoのKUONはV系の重鎮のようです。機会があれば別の曲も聴いてみたいかも。4曲目はPhantasmagoriaの「神歌」です。この曲が聞きたくて、チケットも持ってないのに、恵比寿まで行ってしまいました。2004/12のBeauti-fool's04の時に生で聞いて以来、もう一度聞きたいってずっと思ってて、「Moonlight Reveal」を買ったのに、入ってなくて、ガッカリした覚えがあります。「神々の〜、下々の〜」っていうフレーズが耳から離れません。わかりやすいメロディーを繰り返して、盛り上げていく手法で、これぞヴィジュアル系ロックの王道ってカンジです。Beauti-fool's04の時、「ダンダン、ダンダ、ダンダン」ってDrに続いてトコで両手を頭の上で叩いてた事を思い出します。このアルバムはとっても気に入ったので、90点にします。

投稿者 largo : 18:27 | コメント (0)

2005年02月02日

宇宙学園

今日は元「DASEIN」のRicky率いる、宇宙人ロックバンド「R*A*P」と、「しゃるろっと」のカップリングCD、「宇宙学園」をレビューします。1曲目は「R*A*P」の「他愛」です。ピコピコというシンセから始まるイントロにビックリ。 「R*A*P」ってテクノだったんだ。全編打ち込みです。ただ、ポップでキャッチャーなメロディーは秀逸。サビは一緒に歌いたくなります。うまくハモれたら、サイコーですね。同じテクノ系の「メトロノーム」には正直好きになれない曲が多いのですが、これはOKです。2曲目は「しゃるろっと」の「おまっショイ」。和太鼓と笛の音に続き、軽めのギターサウンドで始まります。明るくハッピーな曲調とMCに、聞いてる方も楽しくなります。3曲目の「宇宙人と地球人の宇宙学園」は、二つのバンドのコラボレーションです。Rickyがバンドサウンドにのって軽やかに歌うのが気持ちいいです。打ち込みより生バンドの曲の方が合ってるかも。この曲もポップでキャッチャーですね。これまでレビューしたバンドとはちょっと変わってますが、V系っていうジャンルにはこんなのもアリってことで、4.0点にします。
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投稿者 largo : 18:46 | コメント (0)