2006年02月20日

シド-ホソイコエ

今日は、シドの「ホソイコエ」をレビューします。

1曲目はタイトル曲。ストリングスのイントロに続いて、マオの第一声...、「キターッ!」って思いました。シド全開の哀愁歌謡です。歌詞の妙に細かい描写がシドワールドですね。マオの哀愁たっぷりの声は、ファンならずとも聞き入るでしょう。サビのメロディーも、雰囲気たっぷりで流れるよう。すごく良いです。間奏のしんぢのGtソロも泣きのメロディー!やっぱりコレがシドだよね。

2曲目は「dummy」。マオのVoで始まるイントロから、ロックンロール風のGtサウンドへ。タイトなリズムと唄メロのバック弾きまくるGtがいいカンジです。しんぢの長めのGtソロ〜明希のBaソロ〜マオへ。ちょっと短めですが、アップテンポでノリが良いので、ライブでは盛り上がるでしょう。シドでこんなサウンドは初めてかも。

今回はかなり気に入りました。89点にします。

投稿者 largo : 22:13 | コメント (0)

2005年11月19日

シド-星の都

今日は、シドの「星の都」をレビューします。

1曲目は「林檎飴」。イントロはSynとGtのカッティング。録音がクリアなので、Baラインがスッキリ聞こえてなかなか良いです。アップテンポな唄メロはシドらしいカンジ。いつもどおりマオのVoは聴きやすいですね。間奏のアコギ〜エレキGtソロと、ラスト付近のサビメロのバックでしんぢが弾く、せつないメロディーが気に入りました。

2曲目は「アリバイ」。「paintpops」でレビューしたので割愛します。

3曲目はフォーンセクション風のSynで始まる「その代償」。サウンドはシドらしいカンジです。マオのVoをゆっくり味わうのにいいかも。あと、目立ちませんが、この曲はDrが結構活躍するので、ゆうやファンにオススメです。

4曲目は「キャラメル」。Drのあと、丸みを帯びたGtが、極上のメロディーを奏でます。唄メロもPOP感たっぷり。この曲を聴いてると、なんか幸せな気持ちになれますね。

5曲目は「合鍵-unplugged ver.-」。バックが透明感のあるピアノの音とアコギに代わって、よりスッキリした感じです。

6曲目はタイトル曲の「星の都」、初めてのゆうやの曲。シンプルで明るいメロディーが特徴。サビメロのハモリがなかなかイイです。ゆうやの次の曲も聞いてみたくなりました。

7曲目はアップテンポな「エール」。イントロなし、マオのVoと疾走感のあるハードなGtサウンドで始まります。前向きな歌詞に勇気付けられますね。早く生で聴きたいなっ。

8曲目は「Sweet?」なので、割愛します。

9曲目は「依存の庭」。打ち込み曲です。スローテンポで、マオのVoをじっくり聴けますが、正直、この曲はあんまし好きじゃないかも。やっぱりバンドじゃなきゃね。

10曲目は「刺と猫」。ちょっぴりJAZZ風な大人っぽいメロディーが特徴の曲です。しんぢの雰囲気のあるGtがイイですね。明希のBaラインもじっくり聞き取りたくなるかも。

11曲目は「微熱」なので、割愛します。

「青」や「私は雨」のような哀愁を帯びたメロディーは影を潜めて、代わりにJPOP風の明るい曲が並んでるので、違和感はありますが、この振り幅の大きさもシドの魅力なんでしょう。

今回はずいぶん悩みました。86点にします。

投稿者 largo : 21:54 | コメント (0)

2005年10月12日

シド-Sweet?

今日は、シドの「Swweet?」をレビューします。1曲目はタイトル曲。Gtのカッティングから始まるイントロは、いきなりダンスビートで、ちょっとびっくり。打ち込みメインのサウンドは、シドの多様性を象徴するようです。「憐哀」の哀愁歌謡のテイストはほんの少し残ってますが、とまどうファンも多いのでは。ライブでは、全部同期でやるんでしょうか。ゲストを呼んで、生でやれば結構良いと思いますが、そんなことにはならないんでしょうね。Gtソロとかは結構良いので、かなり困惑してます。2曲目はシャッフル風のリズムに哀愁歌謡のメロディーを乗せた「僕、ディナー」。サビの変拍子がなかなか良いかも。マオのVoは今回も絶好調です。間奏のノイジーなGtがカッコイイです。もう少し聞き込みが必要ですが、今日は70点にしておきます。

投稿者 largo : 23:48 | コメント (1)

2005年07月26日

シド-角刈り限定ライブ(嘘)-昭和女子大学人見記念講堂

例によって、セトリのみ。

01.Re:Dreamer---JPOP!、スピッツかと思った。
02.隣人
03.ヴァーチャル晩餐会
04.赤紙シャッホー
-MC-
05.合鍵--いい曲
06.土曜日の女
07.青---圧倒的な存在感!
08.空の便箋、空への手紙
-MC-
しんぢの自転車のサドルが盗まれた話。
でも、ファンからサドルカバーをプレゼントされたんだって
-MC-
09.紫陽花--これも、圧倒的な存在感
10.必要悪---炎のスタンドがカッコイイ
-Drソロ-
11.ノイロヲゼパーティー
12.アリバイ
13.妄想日記
-メンバーコール-
14.循環---みんな回ってた
15.わからなかった..、だれか教えて!結構盛り上がってから、初期の曲かな?...(汗)
16.吉開学17歳(無職)---テンポ速すぎ!ちゃんと聞きたい。
-アンコール-
17.微熱---出だし、合ってなかったけど、やっぱし、いい曲
-告知-
2005/10/13 シングル発売
2005/11/16 アルバム発売
2005/11/23 ワンマンライブ NHKホール
(全国ワンマンのファイナル)

投稿者 largo : 21:38 | コメント (2)

2005年07月23日

シド-paintpops

今日は、シドの新譜、「paintpops」をレビューします。1曲目は「Re:Dreamer」。POPなイントロにびっくり。いきなりメジャー感が溢れてます。「憐哀」の哀愁歌謡ロックサウンドとは180度異なってます。知らずに聞いたらJPOPかと思っちゃいますね。よく練られたメロディーとサビの爽やかなハーモニー。いい意味で、裏切られました。マオの声質も、これまでとは変わって聞こえるような...。2曲目は「合鍵」。5/1 AXの「渋谷の大乱」で演奏した曲です。メロディーは哀愁歌謡の延長線上の雰囲気です。間奏のGtソロは、短めですが、泣きのGtってカンジです。やっぱりこういうサウンドにマオの声はよく合いますね。JPOP〜哀愁歌謡の振幅の中で自由なサウンドを構築する、これがこれからの彼らの方向性なんですね。「角刈り」限定ライブがどうなるのか、すごく楽しみです。今回は83点にします。

-DVD部-
1曲目はアリバイ。哀愁歌謡タイプで、メジャー感溢れる曲です。ホーンセクションとストリングス(シンセ?)がフィーチャーされてます。Gtの唄メロのバックのカッティングと間奏のソロがカッコイイ!です。メロディーはPOPでシドワールド全開です。じっくり聞き入っちゃいますね。2曲目は「微熱」。フォーク調のバラードです。マオの声をたっぷり聞きたい人にオススメ。いい曲です。映像が、演奏シーンじゃなくてオフショットなのが、個人的にはちょっと残念。

-追記-
このシングルを聞くと、もう彼らがメジャーの領域に到達しているんじゃないかっていう思いを強くします。

投稿者 largo : 21:11 | コメント (0)

2005年05月12日

シド-吉開学(無職)1stプレス

今日は、シドの「吉開学(無職)1stプレス」をレビューします。1曲目のタイトル曲は、2ndプレスとおんなじなので、割愛。2曲目は「循環」。ライブでは、かなり盛り上がるおなじみの曲ですが、音源はCD化されておらず、この限定MDだけなので、市場ではかなりのプレミアがついています。イントロはなく、いきなりAメロ。曲調はロカビリー風です。チェッカーズの「ギザギザハート〜」を思えばわかりやすいかも。サウンドは、「燐哀」に比べるとさすがにチープなカンジですね。シドらしい歌メロを重視した曲なので、新規の人にもオススメ。ライブではもっとアップテンポだったかなぁ。サビの「まわってます!、まわってます!」にあわせて、ファンがくるくる回ってたのを思い出します。マオの唄は相変わらず、うまいですね。1曲ですが、この曲は大好きなので、80点にします。

投稿者 largo : 23:52 | コメント (0)

2005年03月08日

シド-吉開学(無職)2ndプレス

今日は、MDで発表された、シドの「吉開学(無職)」2ndプレスをレビューします。1曲目はタイトル曲。シド唯一の煽り曲です。歌詞は、かなり危なくて、ここでは書けません。アグレッシブなGtのリフと、マオのシャウトに煽られて、コブシを突き上げたくなります。ポップでキャッチャーなメロディーも秀逸。知らずに聞いたら、これがシドと言える人は少ないのでは。ちなみに、PVは某つ※くファミリーのアイドルグループのコラージュとなっており、バンドは一切写っていません。2曲目は1stアルバム「憐哀」にも収録されている「青」です。「憐哀」版と違って、Aメロがアカペラではありません。Gtのバッキングがあるこっちも結構いいですね。間奏はしっとりしたBa〜Gtのカッティングです。「憐哀」のスパニッシュ風Gtと比べながら聞くと面白いかも。今回はPVが楽しかった点も加味して80点にします。

投稿者 largo : 23:15 | コメント (0)

2005年02月20日

シド-憐哀

今日はシドの「憐哀」をレビューします。

1曲目の「紫陽花(アジサイ)」は彼らの持ち味であるフォーク調のバラード。Voのマオの声は安定感と情感がありますね。演奏もしっかりしていて、安心して聞いていられます。

2曲目の「隣人」は、ちょっと70年代風の懐かしさを感じさせるメロディに加えて、明希の流れるようなベースラインが特徴の曲です。結構気に入ってます。

3曲目は「私は雨」。バラードです。ここでもマオが情感たっぷりに聞かせます。間奏はいわゆる泣きのGtです。

4曲目の「バーチャル晩餐会」はしんぢのGtがフューチャーされた曲です。普段はVoのマオのキャラクターが目立ってますが、楽器陣がテクニシャンだという事がよくわかります。

マオのアカペラで始まる5曲目の「青」は、メロディーが秀逸です。前半押さえ気味の分、サビの盛り上がりでスッキリします。間奏のGtソロもカッコイイです。

6曲目の「土曜日の女」も70年代風懐かしのメロディー。マオの情感たっぷりのVoとしんぢの泣きのGtが堪能できます。

7曲目の「必要悪」は、これまでとはちょっと違って、マオのVoの裏で楽器陣がハードなサウンドを奏でています。

8曲目の「赤紙シャッフォー」はエフェクトをかけたVoが特徴。リズムのノリがいいので、ライブで盛り上がりそうです。

9曲目の「妄想日記」もわかりやすいメロディーが特徴ですが、やはり楽器陣が色々とバックで楽しんでます。

10曲目はコンガのソロで始まる「お別れの唄」。シドの特徴であるちょっと懐かしいメロディーが楽しめます。間奏のスパニッシュ風アコギソロがカッコイイです。

ラストはバラードの「空の便箋、空への手紙」です。マオの情感あふれるVoが圧倒的です。

シドの曲はどれもアレンジがしっかりしていて完成度が高いですね。テクニックもあるし。座ってゆっくり見れるならライブにも行ってみたいのですが、たぶん無理なんでしょう。このアルバムはハード系の曲の合間に聞くには最適って事で、80点にします。

投稿者 largo : 13:53 | コメント (0)