2006年05月07日

D-夢なりし空中庭園 通常盤

今日は、Dの「夢なりし空中庭園-通常盤-」をレビューします。本作も「PARADOX-通常盤-」同様、TsunehitoのBaによる、再録盤ですが、未発表曲が2曲追加されています。

1曲目は、未発表曲の「夢なりし空中庭園」、インスト曲です。3/20にAXで聞いたインスト曲に似てるような気がします。イントロはGtのアルペジオ、3曲目の「空中庭園」や5曲目の「薔薇の記憶」のエンディングに続くモチーフですね。Aメロは弦楽器隊によるユニゾン、続くGtソロとバックでTsunehitoのBaラインの絡みがカッコイイです。Gt主導のまま迎えたエンディング、バスドラの連打に合わせたGtのタッピングが一番の聞きドコロでしょう。もう一度生で聞いて見たいです。

2曲目はこれも未発表曲の「Love means sacrifice」。ツインGtの強力なユニゾンで始まります。唄メロのバックでTsunehitoのBaが活躍してますね。続いてBメロの前には、ヘドバンポイント。Drに合わせてアタマを振りたくなります。間奏のGtソロもなかなか。ココはフリがつきそうな気がします。エンディング前、サビメロのバックで絡み合うGtがかなりいいカンジ。このミニアルバムの雰囲気にピッタリの曲だと思います。

3曲目は「空中庭園」。Tsunehitoになって変わったトコロは、やっぱり、より躍動感がでたって事でしょうか。「この夢の中でだけは〜」のトコロや「虚しさも寂しさも〜」のトコロを聞くと、Baがグイグイきてるのがよくわかります。

4曲目は「断片アシンメトリー」。フリの楽しい曲です。「震える痛みを覚え〜」のバックのBaがいいカンジです。あと、Brand Xの特典ビデオにも出てた、サビメロの後のBaソロの部分。コード弾きしながら、スライドしていくところが超カッコイイ!です。

5曲目は「薔薇の記憶」。イントロのBaソロと続く楽器隊のユニゾンがカッコイイ曲です。リフが強力なので、あまり自由度がないカンジですが、「Let's your mercies〜」の前や「For your salvation〜」のトコがTsunehitoらしいアレンジになってます。「Lost Breath」とならぶ暴れ曲なので、ライブ前に聞いてテンションを高めておきましょう...(笑)。あと、最後のASAGIの台詞、位置が前よりになってます。以前はちょっと間延びしたカンジだったので、この方が良い気がしますね。

先日の「PARADOX-通常盤-」に続き、今回も楽しめました。未発表曲2曲も良かったのですが、再発なので、「PARADOX-通常盤-」同様、94点にします。

投稿者 largo : 18:57 | コメント (0)

2006年05月04日

D-PARADOX 通常盤

今回は、Dの「PARADOX-通常盤-」をレビューします。この音源は、BaパートをTsunehitoで新録&リマスタリングしたものなので、Baパート中心にコメントします。

1曲目は「Face」。ふむふむ、確かに音は良くなったけど、Baパートはあんまし変わってないかな...。

2曲目は「Nishi-ship "D"」。「Stout mind!〜」のトコ、より躍動感が出てるかも。「シャンパンと〜」の後も、そんなカンジかな。

3曲目は「Angelicblue」。大好きな曲。Baが大活躍するしね。イントロからうねってるなぁ。tsunehitoは高低差をつけて自由に飛び回るカンジですね。レナはルート音に忠実なまま、リズムでグルーブ感を出すのが得意かも。tsunehitoはDの中では末っ子ってイメージなので、自由奔放がウリでもイイ!かも。でも、レナの、たまに高音を使うトコも結構好きです。

4曲目は「花惑」。リフが強力なので、あんましBaに自由度がないかも。レナとの違いは聞き取れませんでした。

5曲目は「Pride」。「煌いて〜」のトコとか、「変わる事のない〜」のTsunehitoのBaがカッコイイです。

全体的に音がクリアになって、サウンドがより前面にでてるカンジです。初回盤と聴き比べてみると、よくわかりますね。

前回同様楽しめました。94点にします。

投稿者 largo : 22:23 | コメント (0)

2005年10月01日

D-The name of the ROSE

今日は、Dのアルバム、「The name of the ROSE」をレビューします。1曲目は「Day Dream」、ミドルテンポの曲です。Ruizaのアコギに続いて、ASAGIがしっとり唄います。HIROKIのDrにあわせて、Ruizaが弾くGtは壮大なカンジですね。こういったメロディアスな曲をアルバムの最初に持ってくるところに、彼らの自信が感じられます。2曲目は「GOD'S CHILD」。一転してダークでメタリックなサウンドです。Aメロのバックで奏でるGtの攻撃的なリフがカッコイイですね。従来からのDファンには、一番ウケる曲でしょう。ASAGIのシャウトや間奏のRuizaのソロが、聞き所。あと、サビのHIROKIのDrが変わってて面白いです。3曲目は「闇より〜」。BaがレナからHIDE-ZOUに変更になってるので、シングルとはアレンジが違うとのことですが、正直、聞き取れてません。4曲目は「Art de la piste」、何度か出てくるHIROKIのDrロールがが、どこか寂しげなです。それにワウの使い方など、Gtの音もちょっぴりレトロなカンジなトコロもいいですね。もちろんASAGIのVoは雰囲気があって、いいカンジです。5曲目は「狂人舞踏譜」。このアルバムで一番メタリックでハイスピードな曲です。Gtの攻撃的なリフにASAGIのデスボイス、HIROKIの超絶的なバスドラの絡みがすごくカッコよくて、一発で気に入りました。まだ聞いてない人は、この疾走感を早く味わってください!。6曲目は「Hourglass」。「真昼の声」風の軽い疾走感のある曲で、昔からのDファンなら大喜びでしょう。アコギやハーモニクスに加えて、エモーショナルなエレキのフレーズがカッコイイです。もちろん、ASAGIのストレートで力強いVoも魅力で、じっくり堪能するのもいいかも。7曲目は「Ever After」。イントロがすごくカッコイイ曲です。メロディーも、抜けが良くてスッキリしていて、これぞ”D"ってカンジ。特に、ツインGtの絡みにゾクゾクします。ライブではどうするんでしょう。ちなみに、エンディングのDrは必聴!です。8曲目は「悪夢食らい」。ダークでハイスピードなサウンドが特徴です。ライブでは、ヘドバンの嵐になるんでしょうね。RuizaのGtが唄メロにあわせて縦横無尽に飛び交ってます。9曲目は「黒い花園」。イントロのアコギが特徴なバラードです。ASAGIの力強く、ストレートなVoがじっくり聴けるので、ファンにはオススメですね。シンプルなサウンドですが、ライブで聴いたら、ゾクゾクするように思います。10曲目は「Sleeper」。POPでキャッチャーな曲です。疾走感のあるメロディーが秀逸、思わず体が動いちゃいます。畳み込むように繰り返すASAGIのVoがイイですね。このアルバムのラストにふさわしい、楽しい曲だと思います。このアルバムはかなり気に入りました。今回は91点にします。

投稿者 largo : 21:26 | コメント (0)

2005年08月27日

D-Alice

今日は、Dの配布CD、「Alice」をレビューします。メタリックなGtに続いて、ASAGIのシャウトで始まります。例によって、HIROKIのバスドラが爆発!、Aメロはメロディアスというカンジではないですが、なかなかカッコイイです。サビメロは、「闇より〜」風かなぁ。バックのツインGtの絡みが、相変わらずかっこいいです。間奏の攻撃的なGtソロも長めなのがウレシイですね。Dファンだけでなく、メタリックなV系が好きな人ら間違いなく満足できる曲だと思います。9月のワンマンで聞けるといいなぁ...。1曲ですが、今回は86点にします。

投稿者 largo : 22:45 | コメント (0)

2005年07月31日

D-繭月の棺

今日はDが2004/11月の東名阪ワンマンツアーでのみ発売したシングル、「繭月の棺」をレビューします。1曲目は「月夜の恋歌」、バラードです。ゆったりしたGtのアルペジオで始まります。ASAGIがじっくり歌い上げるAメロから、メタリックなGtのリフが特徴のBメロへ。最近の曲同様、構成は複雑ですが、スタイルはシンプルなヘヴィーメタルというカンジかも。間奏のGtソロやBa、Drとの掛け合いからも、よりロックしてるのがわかると思います。2曲目は、タイトル曲。一昔前のへヴィーメタル風の攻撃的なリフで始まります。弾きまくるGtがすごくカッコイイです。生で聞きたくなりました。ドラマチックに盛り上がるメロディーは、ちょっと大げさなトコロもありますが、コテ盤好きなら堪らないでしょう!もちろんASAGIも朗々と唄ぃ上げています。エンディングもGt弾きまくりです。今の洗練されたDもカッコイイですが、この頃の勢いで押しまくるDもすごく好きです。2曲ですが、今回は93点にします。

投稿者 largo : 13:53 | コメント (0)

2005年07月09日

D-夢なりし空中庭園

今日は、Dの「夢なりし空中庭園」をレビューします。1曲目は「空中庭園」。ASAGIの切ない感じの歌声から始まります。その後すぐにメタリックでハイスピードの本編へ。HIDE-ZOUのカッティングがカッコイイです。ASAGIの歌はいつも通り情熱的で、安心して聞いていられます。間奏のGtソロも、ツインGtの絡みが魅力的です。動と静がダイナミックに入れ替わる展開もイイですね。「時を忘れたのか、時に忘れられたのか、夢なりし空中庭園、目覚めれば、キミはいない」。2曲目は「断片アシンメトリー」。ASAGIのシャウトが聞ける曲です。イントロや間奏に出てくるメタリックなGtのリフがカッコイイですね。それに、サビメロとそのバックのRUIZAのGtがすごく魅力的で、耳から離れません。エンディングは逆ダイ向きかな?3曲目は「薔薇の記憶」。超ハイスピードでDrの手数に圧倒される曲です。逆ダイやヘドバン向きのフレーズが多くて、ライブで盛り上がる事は、間違いないと思います。Gt陣はひたすら煽りまくって、Drがそれをプッシュしてるカンジですね。今回も充分満足しました。89点にします。

投稿者 largo : 17:22 | コメント (0)

2005年07月01日

D-闇より暗い慟哭のアカペラと薔薇より赤い情熱のアリア

今日は、Dの新譜「闇より暗い慟哭のアカペラと薔薇より赤い情熱のアリア」をレビューします。1曲目はタイトル曲。オペラというか、フレディー・マーキュリー風のアカペラから始まります。ツーバス連打と攻撃的なツインGtに合わせて、ASAGIが朗々と唄います。メロディアスなサビの後ろで演奏する、RuizaのGtがカッコイイですね。間奏のGtソロも攻撃的で、途中のタッピング(ライトハンド)もGt二人がイイカンジで絡んでます。ASAGIのファルセットは、もう真似できないくらいのハイトーン!です。最初CDを聞いたときは、ちょっと微妙って思ったんですが、付録のPVを見ながら何度も聞いていたら、だんだん気に入ってきました。是非、限定盤を買いましょう!2曲目の「Gate to the sky」も攻撃的なGtのリフとツーバスの魅力に溢れた曲。ただ、1曲目に比べてちょっと音が軽いかも。ASAGIのVoとRuiza、Hide-zouのGtが交互に絡むところがカッコイイです。間奏のDrとツインGtのハモリも聞きドコロですね。メロディアスで聞きやすいのですが、アッサリ聞き流すには惜しい曲なので、繰り返し聞いてみて下さい。今回は85点にします。

投稿者 largo : 23:19 | コメント (0)

2005年06月20日

D-白い夜

今日は、Dの配布CD、「白い夜」をレビューします。収録はタイトル曲のみ。ミディアムバラードです。エフェクトを通さない生GtのイントロとASAGIのファルセットが印象的です。歌メロはどこか演歌風な雰囲気。無理のない展開で、完成度の高い曲ですね。ASAGIの安定していて、よく通る声が凄くカッコイイ上に、間奏では、泣きメロ&ツインGtの絡みが堪能できるので、Dのファンなら、少々高くても買って損はありません!それにしても、ASAGIは歌がうまいなぁ...。1曲ですが、今回は89点つけちゃいます。

投稿者 largo : 23:20 | コメント (0)

2005年06月18日

D-Paradox

今日は、Dの「Paradox」をレビューします。1曲目は「Face」。重めのディストーションのかかったGtで始まります。テンポはミディアム。サビメロのASAGIのファルセットがカッコイイですね。中盤に曲調がドラマチックに変化して、ヘドバン&煽り曲になるトコが特徴でしょうか。そしてエンディングはまた、バラードに。2曲目は「Night-ship "D"」。やっと音源聞けました。イントロから、ノリのいいメロディー。Drに合わせて、思わず体が動いちゃいます。ツインGtの魅力もたっぷり。サビメロはメロディアスで官能的。Dの世界にグッと引き込まれます。間奏の煽りとツインGtの絡みもすごくカッコイイ!!ズバリ名曲でしょう。ライブで旗を振りたいなぁ...。3曲目は「Angelic blue」。イントロが印象的なミディアムバラードです。ASAGIの官能的なVoがじっくり楽しめるので、ASAGIファンには特にオススメ。サビメロのバックでキラキラ輝くようなGtのメロディーがいいカンジです。間奏のGtのリフもイイね。4曲目は「花惑」。タイトルのイメージとは違い、ゴリっとしたBaのリフとダークなGtが絡み合うハードな曲です。ライブではこの曲でヘドバンするコがいっぱいいる気がします。バスドラの連打もカッコイイですね。5曲目は「Pride」。メロディアスなAメロが印象的です。サウンドはちょっと軽めですが、その分疾走感に満ち溢れています。ちょっぴりアメリカンロック風な味付けって事でしょう。ノリもいいので、ライブで盛り上がること間違いなしです。間奏のツインGtの絡みにシビレます。「EDEN」が好きなら、この曲も気に入るのでは。今回は、どの曲も気に入ったので、94点にします。

投稿者 largo : 20:11 | コメント (0)

2005年06月11日

D-「真昼の声」

今日は、Dの「真昼の声」をレビューします。1曲目はタイトル曲。ソリッドだけど、明るくて軽い疾走感のあるサウンドです。ASAGIはやっぱり歌うまいですね。メロディアスな歌メロのバックでRUIZAが奏でるフレーズがカッコイイです。サビもPOPで、V系が初めての人にもオススメできるカンジ。エンディングのリフも気に入りました。2曲目は「いばらの冠」、ツインGtの魅力が堪能できる曲です。サウンドはへヴィー。緊張感のある歌メロのバックで、2台のGtが縦横無尽に駆け回るカンジかな。展開が複雑なのもイイですね。ライブで聴いてみたいです。3曲目はミディアムバラードの「カナン〜約束の地〜」。ASAGIの圧倒的なVoで始まります。押さえ気味のAメロから、徐々にアップテンポに。サビメロはASAGIが情感たっぷりに唄ってます。間奏のRUIZAのGtソロも泣きメロってカンジでカッコイイと思います。Dの曲では、この曲が一番って言うファンも多いのでは。今回は83点にします。

投稿者 largo : 19:47 | コメント (0)